このコーナーでは、道の駅のあらゆる事柄について、ユーザーズクラブが徹底取材。
今まで聞けなかった、道の駅の知られざる魅力をお伝えします。


 道の駅直撃インタビュー VOL.7 道の駅原尻の滝
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〜たしかに。トイレにハングルの案内があったり、観光地としての心がけをいろんな点で感じました。
観光ルートの一つとして以外の、つまり“周知の範囲”を超える方策について、何かお考えなんですか?


小:んー。昔から「何とか滞在時間を延ばしてもらえないかなあ・・」といろいろと考えているんです。例えばレンタサイクルなどもやっているんですが、宿泊施設も整備されていない中で、一つの町に長い時間滞在してくれるお客さんは、やっぱり少ないですね。
一つあげるとすれば、この「原尻の滝」という財産をもっと大きな目玉することを目標に、今年で14年目を迎える「チューリップフェスタ」というイベントがあります。このイベントは、冬場のあそんでいる田んぼを何とか有効に利用しようと、有志を募って“チューリップでも植えようや!”ということで始まったものなんです。役場が予算を捻出しながらボランティアをつのって、今年はこの駅の周辺に50万球を植えています。もうじき花が咲き始めますから、駅の周りの田んぼを帰りにでも見てみて下さい。フェスタの時期には、町内の人口よりも多くのお客さんが来られるんですよ。


〜以前、「道の駅竹田」のインタビューで、観光地間の中継地、国道を移動する際の休憩施設として、いろんなご苦労をされてるというお話をうかがったんです。
「原尻の滝」は、なによりもまず観光地。それとはまったく逆の苦労があるだろうと思いました。ここの駅ならではの悩みって、お客さんが多すぎることぐらいですか??

小:いやいや、人がいっぱい来てもぜんぜん悩まない(笑)。目的型と通過型に道の駅って大きく分類されると思うけど、道の駅としての悩みっていうのは、どこも同じようなことだと思いますよ。
そんな中で、この駅ならではの難問題といえば、お客さんを受け入れる体制についてですかね。今、年間50数万人のご利用があると言われるけど、冬場のお客さんの数が少ない時期を『1』とすると、チューリップが咲く一番多い時期が『100』なんです。『1』の時にはそんなに従業員がいらないけど、『100』になったら集まんない。1と100の差を人の確保もままならない中、どうやってまかなうのかってこと、かなりの問題なんですよね。当然、通過型の駅にもイベント時とか、そういう問題はあるでしょうけど、それでも1:10くらいの世界でしょ?。


〜お客さんの数がそれだけ違ってくると、まったく別の施設に見えるでしょうね。道の駅の使い方・使われ方、僕らのところにもいろんな要望や苦情が飛んできます。
駅長さんが利用者の“生の声”を聞く機会ってあるんですか?

小:時間があれば、極力レジとかにも立って、直接お話しするようにしています。そこでひとつ、いつも疑問に思っているのは、地域色をどうやって出していくのかということ。道の駅がスーパーと違うのは、やっぱりそういう点だろうと思うんでね。
本当は、方言とかを使った方がいいんじゃないかとも思っているんです。どこの観光地もシステマティックに無難な接客をしていて、それじゃあおもしろみがない。方言で接したら、あたたかみが生まれるようにも思うんですよ。道の駅の接客として、標準語と方言、どちらが適切だろうか・・・。
はっきりした結論は出ないんじゃないかな・・・。 。

●英語、ハングル、中国語の順に。
●気の早いチューリップくん。
 満開になるのが待ち遠しい。
●てんぷらに小鉢、だんご汁
 もついた「ふるさと弁当」
 1番人気のメニューです。


〜「ここに来てよかった」と思ってもらうには、そういう心配りが大切ですよね。
お客さんと向き合う道の駅、「原尻の滝」の未来像について教えてください。

小:基本的には、「原尻の滝」という自然の資源があって、はじめてこの駅が自立してやっていけるんだと、職員一同には言っているんです。この景観にこそ、来ていただいた人がいい所だなって思える、美しさやのんびりできるところ、癒されるところが内在しているんだと。
だから5年10年経ってもかわらないということも大切だと思うんです。例えばみょうな建物を造らせないように見張っておくとか、人が集まれば企業も目を付けるから、その対応はどうしていくのかとか、競争の原理はある程度受け入れながらも、しっかり維持していく。「何でこんなの造ったの!」って、僕らが怒られますからね。それと、アイデアレベルの話だけど、立地条件を活かした「観光農園」やせっかくきれいな川があるので、親子連れが長時間楽しめる、海の家ならぬ「川の家」とかね。なんとか、“通過型”から“本当の滞在型”に変えていきたいですが、整備事業には、それ相応の資金が必要になりますからね。ユーザーズクラブさんでなにかいい知恵があったら、貸して下さい。



〜観光資源と共にある道の駅、発展の仕方にもいろんな可能性が秘められていますね。
最後にズバリうかがいます。小代さんにとって「道の駅」とは?

小:まあ、そんな大それたことは言えませんが、お客さんが何を求めて来て下さるのかということを一番に考えますね。その中でやっぱり個性が必要だから、地域の歴史や文化・人・食べ物、そんな諸々を伝え、感じてもらう場所。もう一つは、都市農村交流という側面もあるから、外から来た人と地域住民とのかかわりを追求できる場所。あとは、地域が高齢化する中で、雇用の面など経済的にも地域活性の核となり得る場所。その3つかな。
今現在も、少しは叶えていると思うんだけど、だれも評価してくれないからね・・・(笑)



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プレゼントの募集は終了いたしました。
多数のご応募ありがとうございます。

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