このコーナーでは、道の駅のあらゆる事柄について、ユーザーズクラブが徹底取材。
今まで聞けなかった、道の駅の知られざる魅力をお伝えします。


・第1回 道の駅突撃インタビュー VOL.1 道の駅原鶴編 

 道の駅直撃インタビュー VOL.1 道の駅原鶴
page | 1 | 2 | 3 | 

〜特産品は豊富にありますね。

(小)杷木町は兼業農家が多くて、彼ら一件ごとに「こういう商品作ってくれんかなあ」と相談しています。なかなか大きな農家では対応できないのでしょうが、小規模なこともあってか、とても小回りが利くわけですね。今、多く出回っているのは、“ミニ”な野菜。“スリムピーマン”や“バナナピーマン”、ミニかぼちゃの“プッチニー”、スティック状の“ミニブロッコリー”“ミニカリフラワー”などなど。少量ですが“ミニほーれんそう”は、現在店頭にでています。
〜一気にいろんな商品がでてパニックになりそうですが、“ミニ”って一体どういうことですか?

(小)小さいヤツの方が持ち運びしやすいでしょ?(笑)それは冗談で、いわゆる早取り野菜というのは、栄養価がとても高くて味もよい。元気にすくすく伸びている内にたべてしまおう!というわけです。近くは、10月に現在試作中の“ミニセロリ”が店頭に並ぶ予定です。タイミング良く来ていただかないと、なかなかお目にかかれないですね。

〜原鶴=杷木町といえば?

(小)杷木町はフルーツの里といわれます。梨や巨峰・プラムなどなど、フルーツは話題に事欠きません。その中でも、やっぱり“柿”は、別格ですね。そのシーズンに一度来てみて下さい。もう、てんやわんやの大騒ぎですから(笑)。

〜その時期は、駅長もねじりハチマキで「へい!らっしゃい」ですか?

(小)うん、ほんとにそんな感じ。ずっと電話応対と発送に明け暮れています。常連さんも多くて、毎年、旬の時期を見定めて発注していただいています。「今年は、どお?」ってかんじで。11月10日前後から12月中旬まで、味の推移を見極めるのが、責任重大な仕事になりますねえ。

〜柿について、もう少しお聞かせ下さい。

(小)はい、柿はメジャーな品種で4種類あります。9月中旬から12月にかけて、“西村”“伊豆”“松本”そして杷木特産“冨有柿”と続きます。前の3つが早生(わせ)品種であるのに対し、真っ赤で甘みが強いのが“冨有柿”です。

〜冨有柿は、杷木町でしか採れないのですか?

(小)いいえ、そういうわけではないんです。どこでも“冨有柿”はあるのですが、普通は真っ赤になると柔らかくなってしまうんですね。赤く色づいても柔らかくならず、しっかり歯ごたえを持っているのが“杷木の冨有柿”の特徴なのです。

〜なにか特別な企業秘密があるんですか?

(小)斜面と日照の関係とか、土質の良さだとか言われていますが、まあ、調べたわけでもないんでね(笑)。

〜柿関連の加工品も豊富ですね

(小)柿羊羹や柿ゼリー・柿ジャムなどは当然として、杷木町独自の変わり種もいろいろありますよ。“柿チップ”は、柿のスライスを乾燥させたもので、栄養価が普通の柿よりも高い人気商品です。まとめ買いされる方も多くて、今年は5月で完売してしまいました。パリッとした食感ではなくって、なんと表現したらいいかなあ。“柿酢”は、いわゆる健康食品。御飯に入れてつやを出したりね。黒酢と同じ様な感覚で、そのまま呑む人も多いみたいですよ。コマーシャルもやってないので知る人ぞ知る名品ですね。あと珍しいところでは、柿の木の木工品というのもありますよ。柿の木は毎年、品質を保つために部分的な剪定作業を行うんですが、その伐採分で木工細工を作っているわけです。

〜地元の観光資源としては、どんなものがありますか?

(小)ひまわり畑が、道の駅の前に広がっていて、9月中旬から10月中旬まで盛大に咲き誇ります。その時期にあわせて「ひまわりフェア」ということで、道路側の駐車場全面にテントをはって、地元の方による対面販売などを行っています。ひまわり畑を撮影する「写真コンテスト」にも、毎年多くの参加者がありますよ。

〜どうして「ひまわり」なんですか?

(小)杷木町は、福岡の東端。日が一番に昇ってくるまちということで“日迎の里”と呼ばれています。ひまわりは、“日に向かう花”ということで、何年ぐらいかな?おそらく20年くらい前から杷木町の町花として親しまれています。道の駅が生まれるよりもずっと以前からということなんです。その他にも“地蔵めぐり!?”とかね。いろいろとおもしろいものはあるんだけどね。

〜“地蔵めぐり!?”ですか。

(小)イボトリ地蔵とか、ケタクリ地蔵とかね(笑)
ミニピーマン、名刺と比較しても
予想以上に小さい
ミニシリーズ。色々あります。
原鶴の店内。季節の果物や野菜が
所狭しと並んでいる。
噂の「柿酢」。今回プレゼントで
提供していただきました。