道の駅直撃インタビュー VOL15
 ■道の駅歓遊舎ひこさん編
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(1ページ、内山氏のコメントからつづき)
わたし自身、ものづくりをしてきたわけではないので、当初はとにかく生産者の方々に教えていただく事の連続でした。その関係づくりの積み重ねが7、8年を経て、おかげさまで出品者数は450名にも達しています。少しゆっくりしてきたら、自分でも農家の方々に教えていただきながら小さな畑でもやってみたいなあと考えています。


〜なるほど。支配人が営業職のお仕事で培った『コミュニケーションの大切さ』が、施設運営でも活かされているのですね。

袈内:英彦山には年間100万人の観光客がいらっしゃいます。登山や温泉の帰りに立ち寄ってくださる方が多かったので、『もっと添田町の魅力を伝えたい!』と、この町で穫れるおいしいお米をその場でおにぎりにして食べてもらったりしました。当初は、観光がメインだったお客さんも現在では、新鮮な野菜や英彦山の清流でできたお米の味を気に入って、リピーターとして来てくださるようになっていると思います。 それでも、ひとたびクレームがくると、信頼は簡単に失われてしまいます。
私も昔、一週間にわたって北九州まで謝りに通ったことがあるんですよ。ただただ、謝るばかりの毎日が続きましたが、ある日、そのお客さんが「また来たよ」と来客していただいたときは、とてもうれしかったですね。今では、週に1度はお越しいただく常連さんになっています。 一つのクレームで関係が終わるのではなく、その後の対応で新たな信頼関係が生まれることを改めて感じましたね。“誠意をみせること”それが我々の仕事だと思っています。それがあってこそ初めてお客さんとのコミュニケーションが生まれてくるのだと。。


〜生産者の皆さんに、そしてお客さんに。いろんなシーンでコミュニケーションの積み重ねを大事されているんですね。この施設もお客さんに開かれた事務所がインフォメーション機能を兼ねていて印象的でした。

内:やっぱりこの町が好きだし、自分が常にその『伝え手』でありたいといつも思っています。接客に関しても『田舎であるがゆえの魅力』を伝えていきたいので、レジのスタッフに方言での接客でかまわないと言っているんです。標準語での接客を徹底している道の駅さんもあるかとは思いますが、ここの道の駅はもともと“直売所”からのスタート。
『ありがとうございました』の前に一言、『今日はどちらから来られましたか?』というだけで違ってきます。私は、これがコミュニケーションだと思うんです。だからこそ直売所スタイルというか、田舎の良さを伝えられるような接客が添田の魅力を伝える一番の方法だと考えています。
それから、朝と夕方はお客さんだけでなく、生産者の方々でもにぎわいます。ここが生産者同士のコミュニケーションの場になっているのは嬉しいことですね。



〜現在、『町の魅力の伝え手』としての歓遊舎ひこさん。これからはどうなっていくと思いますか?

内:専業農家の若者がハウス栽培を勉強して町に帰ってきてくれています。農業に携わる若者たちのセンター的な場所になっていけたらいいですね。『食』は一生を通して大切にしていくもの。『農業も捨てたもんじゃないな』と思ってくれる若者ってけっこういるんですよ。こうやって地元を支えてくれる後継者がいるからこそ、お客さんが絶えない田舎町の魅力につなげていけると思います。

●霊験あらたかな英彦山のふもと、天狗のお面がにらみを利かせます。

●お米サービスや今春スタートしたばかりのオリジナル豆腐など、大人気のコ−ナーがわんさか。

●写真右上がインフォメーションブースです



〜それでは、最後の質問です。内山支配人にとって『道の駅』とはなんでしょう?!

内:やっぱり、地域とこの町に来てくださるお客さんとの『コミュニケーションの場』ですかね。 『ひこさん、楽しかったね!また行ってみようか!』という声がいろんなところから聞こえてくると嬉しいですよね。



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