このコーナーでは、道の駅のあらゆる事柄について、ユーザーズクラブが徹底取材。
今まで聞けなかった、道の駅の知られざる魅力をお伝えします。


・第2回 道の駅突撃インタビュー VOL.2 道の駅鹿島編 

 道の駅直撃インタビュー VOL.2 道の駅鹿島
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〜店舗に関する詳しい話は、小池さん。物産館は古くからご存知なんですか?

小池さん ※以下略(小)平成4年にはじまった、月に一度の朝市が起こりで、その頃からいます。新鮮な素材が多いから、もっと回数増やしてよっていうことで、関わっていた人たちを中心に“1年中できる市場”をつくったんです。この辺りの地域物産館として、さきがけ的なことだったんですよ。発泡スチロールからタコがニュッと出てきたのが忘れられないって、都市部の方から何度も来てもらったり。新鮮さが喜ばれたんでしょうね。

〜特産品といえばなんでしょうか?

(小)そうですね。やっぱり“海苔”ですね。全国で4割のシェアがありますし、おいしい海苔といえば有明のりだと思いますよ。よそとの違いといえば、有明海のものは、舌にのせたらとろけてしまうんですよ。潮の満ち引きと水質の影響だと思うけど、有明海では、潮の干満で水面から出たり入ったりして、途中で乾燥されるじゃないですか。乾湿を繰り返すところに美味しさの秘密がありそうですね。

〜有明海といえば、まだまだたくさんいますよね。

(小)やっぱり“むつごろう”が一番かな。食べ方としては、かばやきとか甘露煮にしてもおいしいですよ。それと“ワラスボ”。エイリアンみたいな口をしていて、見かけはおそろしいけど、ぶつ切りをみそ汁に入れて骨だけ残してチュチュと吸うとおいしいですよ。あとは、頭の先にケンがあるエビで“サザレ”は、カラッと素揚げにしてビールと一緒に食べると最高です。貝類も昔は多かったんだけど、“ハトエイ”っていうのが食べてしまってね。全長1メートルくらいある大きなエイが、団体で大群をつくってやってくるらしいですよ。しかも飛ぶらしい・・・。
だけど、駅内でやっている“牡蠣(かき)焼きコーナー”は、10月中旬からやりますよ。当日の申し込みでも大丈夫なので、ぜひ利用して下さいね。

〜いろんな取り組みもなさっているようですね。

(小)もっと鹿島をPRしようということで、地元のお菓子屋さんと組んで、地場産品をつかった商品開発をしてみたんです。農産物を売っているだけでは、販売できる商品がなにもないこともあるかもしれない。実際に、ある生産者の方が木から落ちてケガをされたことがあったんです。その日から急に商品が減ってしまったんですね。これではいけないなあと思いました。新鮮な物産というだけでは、リスクも大きいと思いますね。

〜やっぱり、有明海の埋め立ては影響ありますか?

(小)海苔の状況は微妙ですけど、有明海の環境は、どんどん悪化していますね。これから先はもう埋め立てはないと思うけど、水位が年間数ミリあがっていますよ。最近では、台風でドロ土の堆積部分を持っていかれて、水がにごってしまいました。これ以上悪くならないように願いたいですね。特に貝類、“アゲマキ”はもう完全になくなってしまいました。


〜なるほど。話が干潟のことに戻ってしまいましたね。岡本さん、こういう干潟って全国的にあるものなんですか?

(岡)干潟には「砂の干潟」と、うちみたいな「ドロの干潟」があって、これだけの「ドロ干潟」は有明海だけじゃないかな。有明海といっても全部ドロってわけじゃなくて、砂の所もあるんですよ。同じドロでも粒子がきめ細くて入って気持ちいいとなると限られてくるしね。「クリーミーなドロ」っていうかな、大きな川の河口がないとか、潮の流れとか、いろんなことが重なって出来上がったものなんですよ。

〜「ガタの魅力」って一体なんでしょうか?

(岡)年に3、4回来てくれる方が、10人近くおるもんね、それも遠方からで関東の人だったり。そういう人たちは、1日中ガタの中でじ〜っとしてる。大丈夫かなって思うくらい(笑)。あなたも一度、ガタの中に寝転がったらわかるけど、頭の中がスーッとカラになるんですよ。あれは不思議なもんでね。そういう力があるから1万6千人も来ていただいてるんじゃないかな。修学旅行生が多いのも、今の子供たちは学校で思いっきり笑ったりすることが少ないらしくて。「ガタの中に笑顔がある」ということで、先生たちから気に入ってもらってるんですよ。自然を理屈ぬきに体験してもらえるからね。

物産について教えていただいた
代表の小池さん。
ムツゴロウは、コトコト煮ると
おいしい甘露煮に。
あっという間に干潟が出現!
昔ならではの漁場を再現した
たなジブ。