道路管理者直撃インタビュー  VOL3
 ■道守九州会議 編
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(1ページ、森さんのコメントからつづき)
どの団体も地元を愛する方々の集まりですので、そのような熱意は、ほぼ自然発生的にスタートしたと言えるでしょう。
道守会議では、行政サイドも含めて、それぞれの団体が活動を話し相談しあうことで、お互いの意思疎通をはかり、新鮮な刺激を持ち帰ることができているようです。
各団体の活動の他にも、全体を通した企画として生まれた『とるぱ』※1や、全国的なひろがりを見せる『日本風景街道』※2など、様々な試みにもチャレンジしています。


〜森さんは『道の駅』の創設期にも関わっていらっしゃいますね。『道の駅』への“思い”をお聞かせください。

森:もともと、市民の皆さんの地域への思いから生まれたという点で、『道の駅』と『道守会議』には共通する部分が多々あります。私も、道の駅にはドライブ時によく立ち寄りますが、のんびり休憩したり、地域の物産を楽しんだり、とても楽しい時間を過ごしています。
ひとりの利用者として思うことは、もう少し情報を得やすい環境にしてほしいということ。今後も道の駅が成長を遂げるためには、「情報提供」の分野が大切になってくるのではないかな?と感じます。
これまでは、個々の『道の駅』が自立していくための活動に一生懸命だった期間。これからは『道の駅』が地域の方々と結びつきながら、横の連携を進める“第2ステージ”に入っていくのではないでしょうか。


〜「情報提供」に関しては、私たちのクラブにも多くの要望が寄せられています。中には、情報の不足をあげる批判的な意見も見られますが、このような要望にどのように応えていくべきでしょうか?『現場=道』を知っている仲間として、教えて下さい。

森:そうですね。利用者を受け入れる立場として、今後、「道の駅」には、“道の駅のユーザー”というよりも“道路全体のユーザー”という視点を育てることが求められていると思います。
それぞれの地域には、「港の駅」「村の駅」「まちの駅」など、トイレ等の設備を整え、地域の案内をしてくれる休憩施設がたくさんあります。各々は、個人的なものや小規模なものかもしれませんが、どれをとっても地域を思う精神から活動をしている方々の「駅」ばかりです。
そういった多くの「駅」が『道路ユーザーの駅』として連携していけるように、まずは「道の駅」がリーダーとなって連携を進めてほしいですね。情報の連携を実現するためには、パンフレットだけではなく、各駅のホームページ開設など、きちんとした基礎をもって、地域を巻き込んだ広い視野で情報発信を図ってほしいと思います。 先ほどお話しした「風景街道」の活動では、「道の駅」が地域を繋ぐリーダー的な存在として期待されますし、地域への愛情を持つ者同士、連携して魅力を紹介していきたいですね。 。

●道守会議では年に一回、全九州からメンバーが集う全体会議が盛大に行われます。

●とるぱの写真の中には、道の駅1枚もたびたび登場します。
ズバリ、この橋、どこの橋!?

●夕陽といえばココですか?
長崎は“そとめ”での写真です。




〜なるほど、たしかに“地域の力”は、これからの道路をよりよいものにする原動力となりますね。それでは、最後の質問です。森さんにとって『道の駅』とは、なんでしょうか?

森:道と地域、そして人を繋ぎあわせる『地域の総合ステーション』といえるのではないでしょうか。



※1『とるぱ』とは・・・写真を撮りたくなるような“絶景ポイント”を紹介する試みで、道路に近接する場所からも安全に撮影ができるように、駐車場情報とあわせたビューポイント情報を案内標識やホームページ、携帯サイトによって紹介しています。(写真を撮るパーキング=とるぱ)
・ホームページ(http://www.torupa.com/)
・携帯サイト(http://www.torupa.com/mobile/index.ph
皆さんのお気に入りの景色を投稿してみてください。ドライブ中に標識をみかけたら、車を停めて記念撮影もいいですね。


※2『日本風景街道』とは・・・「走り抜ける道から交流を生む道へ」というテーマのもとで行われている、新しい道空間づくりに向けたの活動の総称です。道が“招く人”と“訪れる人”の交流プラットホームになるように、九州でも様々なルートで活動をはじめようとしています。(シーニックバイウェイ・ジャパン)




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