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(1ページ、袈裟丸氏のコメントからつづき)
それに加えて最近では、韓国からのお客さんが増えてきています。朝鮮出兵の前線基地に韓国からの観光客…、このお話をすると驚かれる方もいらっしゃいますが、そういう時代的な背景もあって、「名護屋城博物館」は日韓交流を大きな目的としている施設ですし、『日韓友好/国際交流』をテーマとしたイベントも年間を通して催されているんですよ。。
〜過去の歴史を教訓に…ということですね。
袈:「豊臣秀吉」というヒーローは、海の向こうでは悪玉の代表格。国際交流の流れをいくらか妨げてしまうところは、確かにあるかもしれませんね。そういうことも関係しているのか、最近では秀吉よりも遥か昔に活躍した「武寧王」が人気のようです。
※3→武寧王(462年〜523年)朝鮮半島にあった百済(クダラ)の第25代の王さまです。秀吉よりもずいぶん昔、当時の日本は「倭」の時代です。
〜なるほど。駅内に韓国の商品が並んでいたり、観光案内でハングルを見かけたりするのはそういう理由もあるんですね。数ある道の駅の中で「桃山天下市ならでは」のこだわりって何かありますか?
袈:以前、雑誌の対談でお話したのは、道の駅は『通過型』や『滞在型』というジャンルに分類されることがありますが、ここ桃山天下市は『観光型の道の駅』という言葉が当てはまるのではないかな?ということです。
名護屋城や波戸岬、呼子などこの地域の観光案内をしながら、しかし単純に通過するだけではない、この地域の魅力を伝えながら、より一層楽しめる形でそれぞれの観光地に案内できるような場所にしていきたいと考えています。
商品に関しても同様に、唐津焼や韓国の商品、穫れ(採れ)たての地元の産物などなど、やはりこの地域らしさを引き出すことがテーマになりますね。
先程の韓国との兼合いでは、案内板等へのハングル表記や「道の駅の3か国語マップ(英・韓・中)」を活用して案内できるようにしています。
そうそう…、私自身もこの土地の魅力を発掘しようということで、いろんな掘り出し物を見つけましたよ。あまり知られてはいませんが、波戸岬は実は日本で初めて「花火」が打ち上げられた土地だったり、小城羊羹が有名な「ようかん」は、ここ名護屋で物産市が開かれたときに明の使節団が来て名付けたものだったり、「名護屋帯」もここがルーツだったり…。
昔、日本中の武将がこの土地に集結すると同時に様々な諸国の文化がここに集まったんでしょう。こんな風に日本一・日本初のものが、まだまだたくさんありそうなんです。『目下発掘中!!』といったところですね(笑)。
〜駅長さんが若い頃に抱いていた開拓魂:フロンティア精神は、「地域の魅力発見」という内への思いに繋がっているようですね。これから『桃山天下市』はどのようになっていくのでしょうか?
袈:これからもずっと、みなさんに足を運んでいただけるように、より一層、観光の促進に貢献しやすい仕組みをつくっていこうと思っています。国際交流なども視野に入れながら、この土地の歴史を引き受け、新たな糸口をみつけて紹介していきたいですね。
そのためには、ほかの道の駅との連携も大切になります。まずは、佐賀県内の道の駅と共同でおもしろいことを企てていこう!と議論が盛り上がっているところなんです。
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