〜今日は、朝から施設内をちょっと廻ってみたんですが、とても“ちょっと”では見切れない広さですね(笑)これだけ大きな施設が、道の駅として誕生したきっかけとは、どういったことでしょうか?

横山駅長さん(以下横)もともとは、宮崎県の『亜熱帯作物支場』というものがはじまりです。宮崎県の代表的な果物「日向夏」や「ポンカン」「デコポン」など、柑橘類をはじめとする農作物の研究施設があって、そこのリニューアル計画があがったんです。 隣接する形で『有用植物園』という植物を見れる所があって(当時は許可が必要で観光や見学がなかなかできない施設だった)、せっかくならばそこも併せたリニューアルはどうかということで、計画がスタートしました。
完成は平成14年3月、南側には『亜熱帯作物支場』、北側には『有用植物園』。その入口部分に物産館とレストランからなる『道の駅』がつくられました。だれでも気軽に散策しながら亜熱帯を感じてもらうことが最大の“ネライ”で、もともとあった植物園や遊歩道を活かしながらリニューアルしたというわけです。


〜研究施設が起源となっている。ということは、店頭に並んでいるものも、研究がもとで生まれた作物なんですか?

(横)そうですね。先ほどの柑橘類はもちろんですが、現在もっとも力を入れているのが「トロピカルフルーツ」です。夏場の“トロピカル”の売り上げで、一年をなんとかもっているようなものですから(笑)。 その中でも最初にあがるのは、やっぱり「マンゴー」。他県の方にはわるいけど、“宮崎県産”ちゅうのが一番うまいんですよ(笑)。こりゃあもう、自他ともに認めるというか、そのくらい値段も高価なんでね。その宮崎県産がどこで生まれたかと言うと、実はココなんです。


〜トロピカルフルーツというのは、その他にも、いろいろとありますね。

(横)マンゴーのほかには、全国シェアの90%が南郷町産となっている「スターフルーツ」、こゆび程度の大きさの「ミラクルフルーツ」などなど数多くあります。この「ミラクルフルーツ」というのは、とても不思議な果物で、成分の中に“ミラクルリン”というのがあって、舌をちょっと麻痺させてしまうんです。麻痺させることで、すっぱいものでも平気で食べられてしまう。健康食ということで、酢なんかよく飲むでしょ?これを食べると、そういうことが苦じゃなくなるわけです。そうすると、例えば“レモンまるかじり”とか、ビタミンCを多く摂取できたりするんですね。おもしろい果物でしょ?まあ、値段はけっこうします。こんぐらい(小指をさして)で、200〜500円です。 あとね、これを食べるとお酒が飲めない人が飲めるようになります。だって、味をぜんぜん感じないから・・(笑)。


〜それは、ちょっとこわいです・・・(苦笑)。
(ここで、試食にスターフルーツを出していただきました。)

(横)どお、あっさりしてるでしょ?これは、ジュースにしてもサラダにしても、どんなものにつけてもぴったり合う。常に“名脇役”なんですよ。すごく完熟してるから、おいしいでしょ?

〜はい。ほんっとにおいしいです。見た目も星形でかわいいし、何か特産品として商品を開発するとおもしろいでしょうね。

横山駅長さん。
自慢のマンゴーを贅沢に使用した
ソフトはここでしか味わえない
美味しさです
。(1個250円です)
輪切りにしたスターフルーツ、
ホントに星形のかわいい果実です。