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(1ページ、三苫さんのコメントからつづき)
・・・・・・・・・梅の出荷の時期になると前年買われてよかったのでと予約を入れてくれるお客様が増えてきて、年々販売数量が上がってきています。
〜なるほど。いわゆる「物産館」ではないということですね。休憩、物産館での買い物やレストランでの食事だけでなく、川遊びのできる豊かな環境も、家族連れのドライブ客に人気ですよね?
三:川で子供たちが遊んでいる姿を見ながら食事もできますしね。最初にここを作ったときの仮の名前が「川の宿」だったんです。川沿いを整備したりね。ここは“川の学校”みたいなものだというイメージを、僕らとしては持っています。特に夏はもうちょっと子供たちが遊べるようにしていきたいですね。あとはお年寄りや小さいこどもでも遊べるようにはしたいですね。ただ河川は、国の持ち物・管轄なので自由にはできないんです。 川も含めた提供ができれば、楽しかったからとまた遊びに来てくれるというリピーターも増えてくれるでしょうからね。この場所を子供たちが良かったと言ってくれれば、それを聞いた家族でまた来てくれる。そんな風に繋がってくればいいですよね。どこの道の駅もそういう問題は抱えていると思うんですけれど、やっぱり道の駅は公共のもの、みんなのものですからね。お互いがマナーを守って上手に使っていただきたいと考えています。
〜少し話を戻しますが、三苫さんが普段から販売などで努力されていること、ポリシーなどをお聞かせください。
三:近隣にも商業施設はありますけど、実はライバルは自分たち、スタッフ自身だと思っているんです。スタッフ全員が一丸となってお客様に接して、ちゃんと品揃えして良いモノを売っていけば、「あそこの道の駅はいいよ」となるんだと思います。常にミーティングしながら意識統一をする。スタッフが同じ気持ちで動いてくれれば一番ですよね。
お客さんがそれを気に入ってくれて、どこかで「いいよ」と言ってくれればまた戻ってきてくれる。商品自体や配置も変えたりして、少しずつイメージを変えていきながら、飽きられることなく、リピーターのお客様を増やしていければいいなと思います。そのためにも努力は怠らす、定期的に他の道の駅にも視察に行ったりして、良い所は取り入れたりもしています。最近はガソリン代も高いし大変ですけれどね(笑)
物産館といえば、イメージとして、その土地の産品や料理を置くところでしょうが、ウチはそれだけじゃない。地産のものだけというのを本当にお客さんが望んでいるのか、それは分からないと思っています。町内にも梅やスモモなどと、全国に誇れる産品がありますけど、意外かもしれませんが他の地域からも商品を入れています。
お客様が欲する商品をできるだけ多く取り揃えたい、来店されたお客様に満足していただきたいという気持ちから、地域産品は大事にしなければなりませんが、こだわり過ぎちゃうと、むしろ何もできなくなってしまうんです。
まず第一に、お客さんに喜んで満足してもらうというシンプルな視点を大切にしたい。でもスーパーとは違うから、そのバランスは当然取りながらやっていきたいと思っています。
〜ユーザー本位の考え方なんですね。勉強になります!では「水辺の郷おおやま」は、これからどうなっていくと思いますか?
三: 私も10年後には引退してるかな(笑)。いやいや冗談じゃなくてね、地元に若い人が本当に居ない、地区でソフトボールをしても私のチームでは、30代以上なんですよ(笑)。 梅や栗も、生産者数は他の駅と比べて多いみたいですが、実際には過酷なキツイ仕事ですしね。みんな朝から晩まで頑張っていても、みんな歳はとっていく…。後継者の問題は切実です。 お客様の欲しがるものを置いて、喜んでもらわないと会話も生まれないし、次につながらないと思います。だけど、いいものを安定して置き続けることは、とても苦労を伴うことなんです。生産者の皆さんに、道の駅として欲しいものが何かを明確に伝えていくこともこれからを考える大事な視点だと思っています。
〜ありがとうございます。最後の質問です。三苫さんにとって道の駅とは?
三:そうですね、本来の意味ではドライバーのお客さんの休憩場所、そして美味しいものを買う場所ですけどね。今は自分がやっていますから、よその道の駅は勉強する場所、自分たちのために勉強する場所ですね。どこも個性的で少しずつ違うカタチで切磋琢磨している。地域なりのアイデアが活かされた取り組みが沢山転がっているので、私たちとしてはそれを学んでいきたいですね。
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