北九州=大分間をつなぐ国道10号沿いにあり、エコ(環境)に関する取り組みを積極的に行っている「道の駅しんよしとみ」。今回のクローズアップでは、企画担当の“若者”金光優介さんに、現在取り組んでいること、そして“新しい道の駅”への思いなどをうかがいました。


〜よろしくお願いします。一般的には道の駅は、おじさんおばさんが頑張っている印象がありますけど、いや実際どの駅も頑張っているんですけど(笑)金光さんはその中では年齢的にかなり若手ですよね。道の駅にかかわるようになったきっかけは?

金光さん(以下=金): そもそもホテルマンだったんですけど、地元に戻って好きな音楽をやりながらできる仕事を探していたら、たまたまこの駅がスタッフを募集していたんですね。昔地元にいた頃には見た事のない大きな建物があって、それが道の駅だったんです。でも仕事柄、接客業は学んでいたけれど実家も農家とは無縁だし、最初は野菜の何かも分からなかったし。

 企画担当とは言っても、駅長ともう一人、基本的に3人で運営をやっていますから大変なんですけど、もう入って7年になっちゃいましたね。


〜地元とは言っても、関わる相手は皆さん年上でしょうから。最初は大変だったでしょう?

金:40、50の先輩の方々から見れば若造ですよね。金光クン、兄ちゃん、アンタ・・・いろいろ呼ばれていますよ(笑)。でも、年配の人間の方がいろいろいいのかも知れませんけど、逆にせっかく歳が離れた人と関われるんだから、いろいろ良い部分を学びたいんですよね。
 常に現状維持は考えていないし、生産者の立場の人の意識も、変わるところは変わっていかなければいけないですしね。駅長(穴田さん)との関係ひとつでも、数年かかってやっと本音で話せる仲になったし、やっといろんな提案ができるようになりました。
 お互いお酒が好きだから、良く飲んで仕事の話をしています。あ、運転する時はもちろん飲まないですよ!でもそうやって皆が本音をぶつけあって良くしようとするのが、田舎の良い所でもあるし大切なんです。
 それにこうやって地元に戻っていろんな人と関わっていくと、知ってる顔も増えてくるし、面白い面もあるし、何より地域に愛着が湧きますよね。何もないところだからこそ、ここからはじめる、はじまる楽しさがあります。地元の若い人がイベントなんかを手伝ってくれることも多いし、僕らの世代が出来ることもありますよね。彼らも年配の人も楽しめる場所になって欲しいなといつも思って一生懸命やっています。そうなることが僕の仕事なんじゃないかなと。


〜そんな楽しめる場所になるために、さまざまな取り組みをされていますよね。

金:まだまだ特産品や名物に関しては、発展途上なんですよ。なんでこれからドンドン出していきたいですね。
 加工品では豆腐、豆腐アイス、カボチャクッキーなんかが人気なんですが、最近“黒大豆豆腐”というのを扱い始めたんですよ。見た目も黒くて、週に20丁限定で出していますけど。なかなか好評ですね。
 それにうちの駅は、・・・・・・次ページへ >>>>




●秋には、広大なコスモス畑。記念撮影をする観光客が後を絶ちません。

●スタッフの金光さん:趣味(本気)の音楽は、今もバリッと続けています。

●木調のやさしい雰囲気の店内。

●日曜日には、敷地一面、フリーマーケットでにぎわいます!