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| 道の駅直撃インタビュー VOL.6 道の駅彼杵の荘 |
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〜なるほど。基本はしっかり持っておきなさいということですね。僕もよく言われます(笑)。それでは、その特色の部分についてうかがいます。「くじらとそのぎ茶のまち」という看板をあちこちで見かけました。特産品は豊富ですね。
岡:どうして「くじら」かというと、近海で捕れていた時に、彼杵港に水揚げして九州各地に運んでいたんです。もともと、くじらの恩恵で栄えた町なんですよ。
今では制限された中での販売ですが、くじらの仕入れが出来る入札件を持った人は限られていて、昔からのながれでそういう人がこの町にいらっしゃる。町内で販売しているのは、ここをいれて3件しかありませんが。くじらを売っていること自体が珍しいことですよね。
もう一つ「そのぎ茶」について、農水大臣賞もたてつづけにもらったりして、味はお墨付きですよ。毎年5月中ごろには「茶市」というイベントもやっています。4月後半から出てくる新茶はもちろん、茶器等の販売もあってとてもにぎやかですよ。
どちらも道の駅で味わってもらおうということで、「くじらのだご汁」や「茶々焼」というあんこにお茶をつかったまんじゅうも販売しています。
〜先程も、ごっそりとくじらを買っていかれるお客さんを見かけました。ユーザーとの関係について、何かエピソードはありますか?
岡:いろいろとあるんですが、一番思い出深いエピソードは、一人のおばあさんの話かな。ビン詰めのジャムを買っていただいたんだけど、後日電話があって、フタが開かない。開けて欲しい・・・と(笑)。
それはフタが固いんでしょうということで、別のジャムをもってお宅に伺いました。ここから1時間半くらい掛かる所なんですけどね(笑)。
「クリーニング屋さんを曲がってすぐですよ」ということで、探してみるけどなかなか見つからない。たぶんこのあたりだろうとコンビ二で尋ねると、はるか遠くまで案内されたり。電話で確かめようにも、おばあさんも心配して家の前をウロウロしていたらしくぜんぜんつながらなかったり。
ようやくお宅にたどり着いた時には、5時間もかかっていました(笑)。おばあさんが待っていた場所も、案の定「コインランドリー」の前だったりしてね(笑)。もう、笑うしかなかですもんね。
〜それは、すごい・・・。ジャムのフタを開けるために、丸一日というわけですね。
岡:正直に言うと、こんぐらいのことで・・・なんで?って、やっぱり気持ちのどこかにあると思いますよ。新しいジャムとお土産まで持ってだからね。だけど、最後に「ありがとう」って言われると、疲れも飛んでしまいますよね。
あのね・・・、「これがオレの使命なんだ!!(燃える男風に)」って感じかな(笑)。
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〜お客さん一人ひとりを大切にする道の駅、未来の「彼杵の荘」について教えてください。
岡:私はいつも、「ここに来てよかったな」と言ってもらえるものを提供したいと考えているんです。さっきの「茶々焼」もそうだけど、私たちのメッセージがこもった、この場所でしか味わえないものを作ってみたいんですよね。近い将来は、一息つける場所として、例えば休憩スペースやお出しする食べ物など、もっと充実した施設になっていると思います。その延長線上にあるかもしれませんが、もっと未来、例えば10年後には、私が子供のころに連れられていった『小さな銭湯』を作ってみたいですね。今でもよく思い出す楽しい場所でね、近所の人が大勢集まって毎晩のように小さな社交場ができあがるんです。昼間の学校とはぜんぜん違う遊び方が、人とのつながりがあったりしてね。そんな施設を僕はここでしてみたいです。ちょっと足をとめて、まったく地元じゃない人も一緒になって、裸の付き合いをする。結構おもしろいと思うんだよね。道の駅のお風呂って、僕からするとどこも大規模過ぎるんですよね。もっとゆっくり、低コストでこじんまりしたものがいいなあと思っているんです。
〜人と人のつながりがうまれる場所、道の駅がもっている大きな可能性ですね。最後に、ズバリうかがいます。岡崎さんにとって「道の駅」とは?
岡:道の駅って「参勤交代」があっていた時代で言う『茶店』のようなものだと思うんです。旅の途中にちょっとよって一服する。さあ、また次の目的地に行こうかっていう感じでね。みなさんがほっとできて、心から癒される。道の駅は、そういう場所として充実させていくべきだと考えています。
九州の道の駅彼杵の荘のホームページはコチラから
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