島原湾の広大な干潟と海を臨む抜群のロケーションを誇る「道の駅 宇土マリーナ」。
今回は、昨年オープンしたばかり物産館「おこしき館」の店長である薮田さんに、現在取り組んでいること、そして郷土への想いをうかがいました。


〜今回はよろしくお願いします! そもそも道の駅にかかわるようになったきっかけは?

薮田さん(以下=薮):僕は元々出身がこっちなんです。地元の縁もあって昨年の10月に戻ってきて、この道の駅で働いています。それまでは大手スーパーで青果担当をしていたんですが、その経験を活かして、自治体や設計者と協議して駅の建物を作る際に「大きないけすが必要」「商品の陳列台はこうして欲しい」「地元の特産品にこだわって欲しい」というお客さんの目線に立った要望を出したりしましたね 。

そもそも道の駅自体の存在は知っていたんですけど、もっといろんなことを勉強したいと思って過ごしている毎日です 。


〜この駅ならではのものと言えば、やはり海に関するものですよね?

薮:干潟から望む雲仙普賢岳や夕景は絶景なので、よく写真愛好家の方々は来られているようですね。船やボートの管理をしているマリーナでは、レンタルのほか、手軽にそんな魅力的な風景を楽しめるクルーザーで行くサンセットクルージングなんかもやっています。海を望めるクラブハウスのレストランも、多くのお客さんで賑わっていますね。
もちろん物産館でも、扱っている海産物は全般に自信があるんですけど、地引網の体験や、昔よく食材にされていたけれど、最近は馴染みが無くなった干潟で獲れるマテ貝の収穫・販売など、宇土・網田ならではの個性を出して行こうと思っています。最近は地元特産の甲イカのほか、「黒イカ」と呼ばれるこれまでは固くて不人気だった品種に着目して、やはり地元でも採れるパパイヤを利用した熟成乾燥干し『イカのパパイヤ漬け』なんて珍商品も開発しています。パパイヤに含まれる成分が、イカの身を柔らかくしてくれるんですよ。地元の水産試験場とも協力して作った一押しの商品なので、これからプッシュして行こうと思っています。


〜パパイヤの話も出ましたが、フルーツなど農産物にもかなり力を入れていますね。

薮:地元には網田ネーブルという名産品があるんですが、一時期デコポン人気に押されて生産農家が減ってしまい、なかなか大変でした。でもカリフォルニアやオーストラリアなど、海の近くが原産であるネーブルは、潮風が当たる土地ではとても品質の良いものが育てられるんですよ。最近は道の駅で上質なネーブルを知ってもらうことで、人気も復活して来ています。また「デコマリン」という・・・・・・次ページへ >>>>




●この時期はチヌやスズキがあがるそうです。ひがな一日を釣り糸を垂らして・・・。なんて贅沢なことでしょう。

●店長の薮田政昭さん:地元を愛するナイスガイです。

●パパイヤとイカ。いったいどんな素敵な相性なんでしょう。

●建物の窓辺は、海を一望できるレストラン。綺麗な景色で料理のおいしさも2倍増し!