福岡方面から車で約1時間、三瀬トンネルを抜けて国道263号線を走ると見えてくる「道の駅 大和(やまと)」。ドライブの名所である三瀬周辺の人気スポットとして親しまれており、この時期は豊かな紅葉も楽しめる場所です。今回は代表理事・小野善隆さんに、道の駅に関わるようになった経緯や、現在取り組んでいることをうかがいました。



〜今回はよろしくお願いいたします!ではでは恒例の質問ですが、小野さんが道の駅にかかわるようになったきっかけを教えてください。

小野さん(以下=小):大和は平成13年にオープンしました。当初から居るので、私も代表になって6年目です。
私は地元の出身で、実家は農家ですけど、大学を出てから15年間は着物の卸業の会社に勤めていました。正直、昔は農家というのは大変な仕事で、夜なべで作業したり、小学生の頃からずっと柿の皮を剥かされたりね(笑)。

それで会社勤めを一度はしたんですけど、先の事も考えて、実家に戻り小ネギを中心に農家を始めたんです。まったくの素人からかれこれ15年間、大和は寒いので、ネギも霜に気をつけないといけないので大変なんですけど、それでも親父に習ったり、有機栽培を始めてみたりと、現在では仲間も増えてにぎやかにやっています。


〜では、農家から突然、道の駅の販売業に関わるようになったんですか?

小:いえいえ、実はその間にワンクッションあるんですよ。道の駅ができる前に、地元の仲間と何かしようということで、地元松梅地区の50人ぐらいの生産者を集めて「まっちゃんうめっちゃん」という小さな直売所をやっていたんです。
その後、道の駅ができるので「やらんね」という事で、当時の仲間で道の駅に関わることになりました。だけど、最初は、あるのはこの建物だけで、文字通りゼロからのスタートでしたね。資金面でも大変でしたが、今では大和や佐賀県内300人ほどの生産者もあつまり、楽しくやらせて貰っています。



〜なるほど。皆さんで築いた歴史があるんですね。では現在の道の駅について話を進めますが、大和の主力商品は地元の作物、特に干し柿ですよね。

小: 直売所時代からですけど、やはりウチの主力商品の6割は農産物です。特に干し柿は270年の歴史があって、トンガリ柿のベニイナサという品種は、そのままでは非常に渋みが強いんですけど、干し柿にすると美味しいんですよ。
もちろん通常の柿もありますが、柿をメインに押し出している駅やエリアは他にもありますし、元来この土地の名物であった干し柿を大和のメインにしようと思ったんです。70件ほどの農家が干し柿を作っていて、2週間干しのものから、甘みが凝縮される2年ものまで作っています。地元はもとより遠方のお客さんからも購入して頂いています。

でも、正直干し柿を食べるって年配の方々のイメージでしょ?(笑)なので・・・・

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