大分県佐伯市と宮崎県延岡市をつなぐメインロード・国道10号線沿いにあり、地元や旅行者に親しまれている「道の駅 やよい」。今回のインタビューでは、物産館で手腕を振るう駅助役の高司さんに、道の駅に関わるようになった経緯や、現在取り組んでいること、地元・弥生への想いなどをうかがいました。


〜高司さんが「道の駅やよい」にかかわるようになったきっかけはなんですか?

高司さん(以下=高):私は生まれも育ちも弥生で、元々は地元に近い佐伯市のJA(農協)で働いていたんですよ。そこでは指導販売という、直接農家とやりとりする仕事をしていました。実家も農家だし、農業のノウハウはある程度持っていたので、役場で営農関連の仕事を経験した後、佐伯と弥生が市町村合併したことがきっかけでこの道の駅に勤めることになりました。

 それまでにもここには仕事もあって、毎朝のように来てはいたんですけどね。この地域には農産品や農産加工品を作る生産者・出品者の出荷協議会があるので、会を通じて指導や提案をしているのが大きな仕事ですね。大変ではありますけど、仕事としてのやりがいはとても感じています。


〜豊かな自然に囲まれた駅ですので、やはり野菜や海産物などの商品が充実していますね。

高:山のものも海のものもありますしね。番匠川の清流の恵みを受けた商品も多いです。シイタケやお米は弥生の特産ですし、特に道の駅で扱う野菜などは生産者の直販ですから、新鮮でどこよりも良い品物を並べている自負はあります。そんな質の高い商品をお客さんに良い形で提供するために、例えば品物自体の選別方法、包装、値段などについて指導したりしています。
 値段は生産者が個別で付けていますから、売れ残った場合は「どうして売れなかったんだろう?高いのだろうか?量が少ないのか多いのか?」などを一緒に考えながら調整もしています。そうやって努力することで利用者に『野菜は道の駅がいいなぁ』と言って貰えたら、とても嬉しいですよ。
 あいにく今年は農産物が長雨と台風で少しダメージも受けましたが、どんどん盛り返して行きたいですね。


〜野菜に関しては外に陳列されていますが、その辺のこだわりは?

高:お客さんの感覚が違うんですよね。クーラーの効いた建物の中で、照明に当てられパックされた野菜を選ぶのと、常温の野外で自然な明かりの下で野菜を選ぶのとは、やっぱり売れるものが違って来ます。
 うちの野菜は・・・・・次ページへ >>>>




●高司さんのお話にもしばし登場した「美しい水」。全ての源がこの川の美しい流れにあるのでしょうね。

●駅助役の高司さん:売り場を見つめる姿は、頼りになるダンディーですよ。

●野菜売り場は室外に。各駅によって考え方やこだわりは違います。農産物のプロは、自然光にこだわるのでした。